2007-09

エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜

2007年 フランス/イギリス/チェコ
原題:LA MOME
英題:THE PASSIONATE LIFE OF EDITH PIAF
監督:オリヴィエ・ダアン
出演:マリオン・コティヤール他

評価額 700円

セットや衣装は立派だし、脚本も結構練られていて良いような気が
するのだけど、どうも全体の印象はパッとしない。

映画の尺で一人の生涯を描くのは難しいのだろうけど、これなら
ヒストリー・チャンネルとかの方がうまく再現してくれそう。
時間軸を交錯させているのとかも、場面によっては効果的な
ところが無いとも言えないけど、ふつうに成長するのも猛スピード
なので、全体としては流れをわかりにくくしまっている。

もう少し、個別のエピソードに絞って丁寧に描いてくれたりすると
良かったのに。子供の頃から歌が大好きで、よく家で歌をうたって
いたとか、こう見えて恋愛には大変一途だとか(ほんとにそうなの
かは知らないけど)。この監督、まだ若いみたいだし、エディット・
ピアフに思い入れとか全然無いのだろうな。

マリオン・コティヤールは確かに熱演なのだけど、手の震えとか、
どうしても思い出してしまうのは『ナオコお婆ちゃんの縁側日記』。
この手のなりきり演技は、いかにもアカデミー賞でウケそうだけど、
これで大物化して、TAXiみたいな役をやらなくなったら ちと寂しい。

あと全体に音楽が安易。エディット・ピアフの曲を並べるのは
仕方ないのかもしれないけど、『愛の賛歌』のオルゴール版とか、
陳腐すぎてまるで日本のテレビドラマのようだった。

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幸せのレシピ

2007年 アメリカ
原題:NO RESERVATIONS
監督:スコット・ヒックス
脚本:キャロル・フックス
音楽:フィリップ・グラス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンス、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン他

評価額 600円

『マーサの幸せレシピ』(観てない)のハリウッドリメイク。ご都合主義にしても
もう少しやりようがあるだろうに。ストーリーは全く面白くない。これを喜ぶのは
出演者のファンぐらいか。あ、まあアビゲイル・ブレスリンは、なかなかの好演と
言えるかな。フィリップ・グラスの音楽もとりたてて印象なし。

アビゲイルちゃんが厨房であてがわれたトマトソースっぽいパスタだけが妙に印象に
残った映画だった。

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こわれゆく世界の中で

2006年 イギリス/アメリカ
原題:BREAKING AND ENTERING
監督・脚本:アンソニー・ミンゲラ
音楽:アンダーワールド他
出演:ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ、ロビン・ライト・ペン他

評価額 1,000円

ジュリエット・ビノシュ演じるアミラが、あくまで作戦でやっているのか
本当に好きになっているのかがわからないまま進んで行っていて、ねらって
やっているなら十分サスペンスとしては成功しているけど、結局最後まで
よくわからなかった。ていうか、アミラの女性としての魅力が全然感じ
られなかったので、ジュード・ロウ演じるウィルが血迷ってるだけにしか
みえなかった。
話は、そこそこ面白いと思うので、ちょっともったいない気がした。

予告で、工事現場の資材が崩れるシーンがやたら印象に残っていたけど、
大して重要な場面でもなかったな。ロンドンの街並は、ほどよく生きていた。

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プラネット・テラー in グラインドハウス

2007年 アメリカ
原題:Robert Rodriguez's Planet Terror
監督・脚本:ロバート・ロドリゲス
出演:ローズ・マッゴーワン、ブルース・ウィリス、フレディ・ロドリゲス他

評価額 1,500円

B級ゾンビアクション。グラインドハウス映画の再現という点では、おそらくうまく
いっているのだろう。
本編前に偽の予告編が入っているのだけど、これを間違えてカットして放映して
しまった映画館があるそうで、このエピソードもB級っぽくて良いなあ。

ゾンビに食いちぎられた脚にマシンガンを装着して、敵に向けて乱射。この場面を
予告で見た時点で相当おかしかったので、期待して観に行ったけど、十分期待通りの
作品だった。

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風が吹くまま

1999年 フランス/イラン
英題:THE WIND WILL CARRY US
監督・脚本:アッバス・キアロスタミ
出演:ベーザード・ドーラニー他

評価額 1,500円

まさに風が吹くまま。イラン映画は気に入るものが多いので、イランの雰囲気などが
よいのか、映画そのものがよいのか正直よくわからなくなる。この映画も、風景とか
雰囲気がかなり良いし、登場人物もなかなか魅力的。家のつくりとかも面白いし。

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ワン・デイ・イン・ヨーロッパ

2005年 ドイツ/スペイン
原題:ONE DAY IN EUROPE
監督・脚本:ハネス・シュテーア

評価額 1,800円

池袋のシネマ・ロサでひっそりと公開されていた。

モスクワ、イスタンブール、サンティアゴ・デ・コンポステラ、ベルリンの
4都市をそれぞれ舞台とする独立したエピソードで構成されている。
それぞれの舞台を訪れた外国人が、トラブルを起こしたり巻き込まれたり
しつつ、言葉が通じない事によって不自由を感じながらコメディ・タッチの
ドラマを展開する。ちょっとひねったストーリーもあったりして、それぞれ
楽しめた。これは、かなりの掘り出し物だった。

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イン・ザ・プール

2005年 日本
監督・脚本:三木聡
原作:奥田英朗
出演:松尾スズキ、オダギリジョー、市川実和子、田辺誠一他

評価額 900円

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オフサイド・ガールズ

2006年 イラン
英題:OFFSIDE
監督・脚本:ジャファル・パナヒ

評価額 1,500円

女性がスタジアムで男性のスポーツを観戦することが法律で禁じられている
イランで、てワールドカップ出場のかかった予選の大一番で女の子たちが男装し
スタジアムに潜り込もうとするのだけど、警備の兵士にみつかってしまい...

あの手この手でスタジアムに潜り込もうとする女の子たちと、警備の兵士との
せめぎ合いを描いているのかと思ったら、その部分は意外にもあっさりしていて
結構簡単に捕らえられてしまう。そこは期待していたので、ちょっと物足りなかった。
で、中心になっているのは、捕まってからの女の子たちと兵士たちとのやりとり。

イランの戒律や、それに対するイラン人の考え方などがわかって興味深いうえ、
エンターテインメントとしても楽しめる。

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ヴェラ・ドレイク

2005年 イギリス/フランス/ニュージーランド
原題:VERA DRAKE
監督・脚本:マイク・リー
出演:イメルダ・スタウントン他

評価額 1,200円

イメルダさん、これで賞取りまくっちゃたから『こちらホゲホゲ法律事務所』
(IS IT LEGAL?)は、さらに表に出にくくなるかなあ。

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トランシルヴァニア

2006年 フランス
原題:TRANSYLVANIA
監督・脚本:トニー・ガトリフ
出演:アーシア・アルジェント、ビロル・ユーネル他

評価額 1,800円

トニー・ガトリフ監督が初めて女性を主役にして撮った作品。
音楽や、ロードムービーとしての要素は『愛より強い旅』等と
同様大変魅力的なのに加え、その、主人公のジンガリナという
女性に存在感(激しい)があって、ストーリーに抑揚があり
ドラマとしても見応えがあった。

この監督の映画は他に『愛より...』と『ガッジョ・ディーロ』しか
観た事が無いけど、3本の中ではこれが一番かな。他も観てみたく
なった。

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ホテル・ルワンダ

2004年 イギリス/イタリア/南アフリカ
原題:HOTEL RWANDA
監督:テリー・ジョージ
脚本:テリー・ジョージ、ケア・ピアソン
出演:ドン・チードル他

評価額 1,600円

民族紛争モノは、キツいなあ。怖いし、痛い。
きれいごとが通用しない世界。
当然、ドン・チードル演じる主人公のポールも、聖人君子ではいられないのだな。

映画としては、そこそこの出来という気がしたけど、さすがに見応えは抜群。

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バッドサンタ

2003年 アメリカ
原題:BAD SANTA
監督:テリー・ツワイゴフ
脚本:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア

評価額 1,800円

痛快なブラックコメディ。かなり好きだけど、テリー・ツワイゴフの監督作なら
『アートスクール・コンフィデンシャル』や『ゴースト・ワールド』の方が良いかな。
ちょっとアクが強すぎる感じ。ビリー・ボブ・ソーントンのキャラも含めて。

この脚本家コンビとビリー・ボブ・ソーントンは、リチャード・リンクレイターの
ベアーズのリメイクも一緒にやってるのか。そっちも観て比較してみよう。

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ギフト

2000年 アメリカ
原題:THE GIFT
監督:サム・ライミ
脚本:ビリー・ボブ・ソーントン 、トム・エッパーソン
出演:ケイト・ブランシェット、ジョヴァンニ・リビシ、キアヌ・リーヴス、ケイティ・ホームズ他

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ネクスト

2007年 アメリカ
原題:NEXT
監督:リー・タマホリ
原作:フィリップ・K・ディック
音楽:マーク・アイシャム
出演:ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール他

評価額 800円

飛行機内で観た。へんてこな吹き替えつきで。

前半は、2分後が見えてしまうということを描写しつつ、なかなか期待を
持たせてくれるのだけど、途中からおや?となってきて、最後はぐずぐず
になってしまった印象。ていうか最後の方、あんまり覚えてないな。
どこまで原作に忠実なのかわからないけど、2分後が見えてしまうという
のが、全体の筋の中で有効に活用されていない気がした。しかも、そんな
例外ありかよ、ってのもあるし。

飛行機内での暇つぶし用にぴったりな映画だった。

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