2008-03

マイ・ブルーベリー・ナイツ

2007年 香港/中国/フランス
原題:MY BLUEBERRY NIGHTS
監督:ウォン・カーウァイ
脚本:ローレンス・ブロック、ウォン・カーウァイ
音楽:ライ・クーダー
出演:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、デヴィッド・ストラザーン、
   レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン他

評価額 1,100円

ウォン・カーウァイの映画って初めて観た。映像とか音楽はベタだけど
なかなか良い雰囲気を作り出していた。

ストーリーは、一応ノラ・ジョーンズ演じるエリザベスの自分探し
という感じなのだけど、エリザベスが旅で出くわす他人のエピソード
の方が印象的。しかも、そこにエリザベスがそれほど深く関与して
いる訳でもなく、どういう影響を受けたのかもよくわからない。
ノラ・ジョーンズは、それでもなんとか全編に渡って素朴で可愛ら
しい感じで頑張っている。ちょっと加藤ローサに似ている。

ジュード・ロウは、喫茶店の単なる馴れ馴れしいセクハラマスター。
あれ、ジュード・ロウじゃなきゃ即逮捕だな。

 

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4ヶ月、3週と2日

2007年 ルーマニア
原題:4 LUNI, 3 SAPTAMANI SI 2 ZILE
英題:4 MONTHS, 3 WEEKS AND 2 DAYS
監督・脚本:クリスティアン・ムンジウ
出演:アナマリア・マリンカ他

2008年3月29日 銀座テアトルシネマ

評価額 1,200円

主役2人の冒頭の会話は、どっちがどの台詞を話しているのか
わからなくてどうなることかと思った。その後は問題なかったけど。

公式サイトを読んでから観たので大丈夫だったけど、背景を知らないと
よくわからないだろうな。それでなくても、登場人物のやってることは
理解しがたい部分があるし。

去年のカンヌのパルムドールがこれで、グランプリが『殯の森』。
なんか観ててイラッとするところとか、似ていなくもないな。
緊張感を煽っているようで、さほど緊張感が無いところとかも。

この監督。、ハネケの『隠された記憶』みたいな、ちょっと
ミステリーっぽいのを撮れば、いい感じかも。映像の感じは
良かったし。

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コントロール

2007年 イギリス/アメリカ/オーストラリア/日本
原題:CONTROL
監督:アントン・コービン
脚本:マット・グリーンハルシュ
原作:デボラ・カーティス
出演:サム・ライリー、サマンサ・モートン他

評価額 2,000円

べつにジョイ・ディヴィジョンが好きじゃなくても、ていうか
知らなくても十分観られる映画。

イアン・カーティスが、ごくふつうの感覚の持ち主なのだなと
思わせられた。その分、自殺に至るところが少し唐突な気も
したけど、まあ自殺なんて端からみれば大概そんなものか。

対してニュー・オーダーの面々は軽薄めに描かれていて、
完全に一線を画しているという印象。別に仲が悪い訳では
ないのだということもわかったけど。

サマンサ・モートンが熱演している分、やや薄味な他の俳優陣の
演技とアンバランスな感じもあった。サマンサ・モートンが支えて
いたとも言えるか。

クラフトワークのアウトバーンとか、デヴィッド・ボウイの
ワルシャワとかロキシー・ミュージックの2HBとか、ライブシーン
以外のベタな選曲も嫌味なし。モノクロっいうのは、ちょっと粗隠し
っぽい気もしたけど、結果的には良かった。

シネマライズの客層は、ほとんどがジョイ・ディヴィジョンが好き
だったり興味があって来ているような感じだったな。

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ジェリーフィッシュ

2007年 イスラエル/フランス
原題:MEDUZOT
英題:JELLYFISH
監督:エトガー・ケレット、シーラ・ゲフェン
脚本:シーラ・ゲフェン
出演:サラ・アドラー、ニコール・レイドマン他

評価額 1,500円

3つのストーリーが並行して進む。一応、交錯する場面もあるけど、
特に関連はなさそう。

メインになっているのが、結構式場のウェイトレス(バティア)と、
彼女の前に突然海から現れた迷子の少女の話。この少女=バティア
(の幻覚?)ということを匂わせるような描写があるけど、一応
その辺りは曖昧にしてあるらしい。

思わせぶりな表現が多いところはあまり好きになれないけど、まあ
それほど印象は悪くなかった。

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ノーカントリー

2007年 アメリカ
原題:NO COUNTRY FOR OLD MEN
監督・脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
原作:コーマック・マッカーシー
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン他

評価額 1,000円

ハビエル・バルデムの変な髪型と、キレた殺人鬼ぶりが注目されているけど、
実際そればかりが印象に残った。ただ、その印象もさほど強烈ではない。
思っていたよりも淡々とした感じで、ところどころ眠ってしまったけど、
あまり問題にはならなかった。

まあ悪くないし、こんなに賞を取ってなければもう少し印象がちがっていた
かもしれないけど、やや期待はずれ。

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ペネロピ

2006年 アメリカ
原題:PENELOPE
監督:マーク・パランスキー
脚本:レスリー・ケイヴニー
出演:クリスティナ・リッチ、ジェームズ・マカヴォイ他

評価額 1.300円

ストーリーもテーマもわかりやすいファンタジー。女の子向けか。
ラブストーリーという感じでもない。最近よく見るジェームズ・
マカヴォイも、思ったほどの存在感はなかった。

ペネロピのブタ鼻が、なかなか愛嬌があって可愛らしく、呪いが
解けてもとのクリスティナ・リッチの顔にもどったときに何となく
物足りない感じがした。これは結構致命的かも、、、

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ダージリン急行

2007年アメリカ
原題:THE DARJEELING LIMITED
監督:ウェス・アンダーソン
脚本:ウェス・アンダーソン、ロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマン
撮影:ロバート・イェーマン
出演:オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン他

評価額 2,500円

いままでで一番「不思議ちゃん度」が低くて、リアル。映像も音楽も
ストーリーも。
列車やスーツケースをはじめ、美術はいつもどおり愛嬌があって良い。

冒頭のビル・マーレーとエイドリアン・ブロディのシーンから、思い切り
引き込まれた。

これだけ大きく期待して、その期待に応えてくれる映画というのは、そう
あるものではないな。

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スエリーの青空

2006年 ブラジル/ドイツ/ポルトガル/フランス
原題:O Céu de Suely
監督・脚本:カリン・アイヌー
製作:ウォルター・サレス他
配給:オンリー・ハーツ
出演:エルミーラ・ゲーデス他

評価額 1,500円

「スエリー」が旅する映画かと思ってたら、旅を始めるまでの話だった。

ウォルター・サレスが絡んでいるというので、もっと開放感のある
映画かと思ったけど、どちらかというと閉塞感があったなあ。
その反動で、旅に出るのだから表現としては成功しているの
かもしれないけど。

それにしても、売春くじって、、、

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シスターズ

2006年 アメリカ
原題:SISTERS
監督:ダグラス・バック
脚本:ダグラス・バック、ジョン・フレイタス
出演:クロエ・セヴィニー他

評価額 1,300円

シスターズって、そういうシスターズか。前半は、先が読める展開で
なんとなく肩透かしを食らった感じだったけど、終盤は怒濤の展開で
なんだかよくわからなくなって、最後は「???」って感じだった。

映像はなかなか引き込まれたし、あまり欠点のない映画だったけど。

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